鉱工業生産2カ月連続低下 2月、マイナス0.1％

コメント

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2024年03月29日

  生産の先行指数在庫率が大幅に下がったことや、３月分の予測指数の経産省試算値でも＋4.5％と大幅反発が予想されているとこ、さらには電子部品デバイス工業の出荷在庫バランスが上昇を続けていること等からすれば、翌月の生産は若干期待が持てそうです。
  しかし、経産省試算値を基に1－3月期トータルで見ると、前期比▲4.7％と大幅マイナスとなりますので、連動性の高い1－3月期の実質GDP成長率はやはりマイナス成長の確度が高まったと言えるでしょう。
  同様に、来週公表される3月短観でも、製造業の業況指数が低下する可能性が高まったと言えそうです。
• 枩村 秀樹

  日本総合研究所 理事

  ・2024年03月29日

  ３月に多少挽回したとしても、１月、２月が大幅減なので、１～３月期のGDPはマイナス成長になる可能性大です。
• 木下 智博

  追手門学院大学 経済学部 教授 兼 経営・経済研究科 教授

  ・2024年03月29日

  一部自動車メーカーの生産停止が尾を引いていることもあるのでしょうが、日銀の追加利上げ観測を冷ますポジティブな材料と受け止めたいですね。