安保理北朝鮮パネル任期延長否決 ロシアが拒否権、監視困難に
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ロシアは、北朝鮮から砲弾数百万発を譲ってもらう等、自ら制裁を破っている国です。
ロシアは北朝鮮に借りがあるし、自国の制裁破りを問題にされたくもないので、北朝鮮に対する監視を妨害する十分な動機があります。
なお、この決議に対しては、反対は拒否権を使ったロシア1国、中国は棄権、他の13か国は賛成でした。
なお、北朝鮮の制裁破りを監視するといっても、実際の監視をするのは米国の衛星などが頼みであり、停戦破りなどをした北朝鮮の船などを拿捕するのも米海軍などです。
国連のパネルは、それらの米国からの情報を報告書にまとめるだけです。
北朝鮮に対する制裁自体は現在も有効であるし、米国政府にやる気があれば、監視も拿捕も従来通りできます。ウクライナ戦争が続く中で、東アジアにおける直接の影響は、北朝鮮に対する国連の制裁が骨抜きにされたことだ。ロシアの拒否権によって追加制裁決議は通らず、露朝の軍事協力が進み、制裁を監視するパネルも解散を余儀なくされる。
北朝鮮から武器を輸入してロケット技術を渡すなど、ロシアは安保理決議を既に堂々と無視しているわけですからね・・・ 監視も何もあったものではありません。大量の原油を輸入するなどしてロシアが弟分のような位置づけになった中国は棄権したと報じられていますから、これも似たような立場でしょう。
ウクライナ支援や大統領選挙を巡る米国の動きを見ていると、米国民の同意が前提になる米国の日本防衛義務もどこまで果たされるか、少なからず不安を覚えないでもありません。北朝鮮、ロシア、中国という決して日本に友好的と思えない核保有国に囲まれた我が国は自らをどのように守るのか。国会は全く別の問題で侃々諤々やっているようですが、本気で対応を考えなくて大丈夫 (・・?