タイトー、アミューズメント施設初のマルチ電子マネー決済端末を導入
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注目のコメント
もしこれが本格導入されれば、アミューズメント施設(ゲームセンター)の慣習的な決済方法が大きく変わりますね。
ゲーセンは100円(1コイン)3分間のスタイルが一般的。2014年4月の消費税増税後、消費税の差分は実質店舗側が負担せざるを得ず、個人経営のゲーセンはばったばったと閉店した。セガやタイトーなど大手アミューズメントでも、立地や客入りの悪い店舗は軒並みなくなっている。渋館(※渋セガから訂正!)閉店日の深夜のお祭りは記憶に新しいです。
電子マネーが通常の決済方法になれば、消費税など細かい価格増減に対応できるようになる。ゲーセンとしては、先細りしていくなかできるだけ収益を上げたいでしょうし、現状は普及している機器の仕様上100円スタイルを維持していますが、回収できるならそれに越したことはないのです。但し、導入コストもかかるでしょうし、個人店が苦しいのは変わりないでしょう。コスト面の問題で新作や通信型筐体をなかなか入れられないのも、苦しんでいる要因の1つ。
ちなみにゲーム専用電子マネーだと、KONAMIのPASELIがあります。チャージ式で、指定された一部のゲームのみ使用可能。
もう1つちなみに。1コイン3分間についてですが、格ゲーやってると3人目のCPUが妙に強かったりしないだろうか?そういうことです。Nakagawaアナリスト(というよりゲーマー)のコメント参照。元々のプライシングポイントに対して、消費税が与える影響というのは大きい。カード引き落としのようになってたり、元々単一価格でないならともかく、「100円」というプライシングの難しさ。
消費税増を基にプライシングを細かくした事例では、電車運賃が有名。電子化は行動履歴も分かるはず。複数回プレイすれば安くする、といった機能など、プライシング面から色々変わっていくかも?