ロビンフッド、クレジットカードを発表-株取引以外の事業強化
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シリコンバレー発の証券会社として、米国におけるフィンテックのさきがけと言ってもよいロビンフッド。私がフィンテック企業に関わり始めた10年くらい前、まだ出来てまもないこの会社のストーリーを知ってワクワクしたのを思い出します。まだまだ勝負はこれから、という訳ですね。今回のはものすごいイノベーションではないが、手堅い戦略。こういうことも大事です。この会社もなかなかどうして、これから手強いプレーヤーに変貌していくのかもしれません。アメリカの逞しさを感じます。
第四半期で黒字化したロビンフッドが新サービスで攻勢に出ています。
お金を借りて株式を購入する信用取引利用者が増加する中で消費者金融との相性も良さそうですし、預かり資産の16%増加(2024年2月)というニュースからもネット証券から脱皮しようとする勢いが伺えます。
ちなみに1990年代後半にE*TRADEが似たような流れで銀行業に進出し、住宅ローンの証券化に注力したタイミングで2008年9月15日を迎えました。日本の場合、ポイントによる経済圏の囲い込み戦略が機能しており、クレカをポートフォリオに持つ事はポジティブです。外部キャッシュアウトが少なくなり利益率が高まるからです。
アメリカの場合はかなり微妙でしょうね