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中卒者、死亡率1.4倍 がん検診の低迷、喫煙が影響か

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    総合内科医 医学博士

    教育水準が低いことが健康状態に及ぼす影響については、様々な面で調査がされています。教育水準が低い場合には医療リテラシーも低い可能性が高く、喫煙や飲酒などのがんのリスクを高めてしまう生活習慣がより普及しやすくなる可能性があります。それらががんによる死亡率を上げているのかもしれませんが、他にも貧困や職業など、様々な交絡因子がありそうで、1つの原因を特定するのは難しいでしょう。


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    順天堂大学医学部総合診療科 准教授

    教育水準が低いことと健康状態との間には、実際に多様な関連性が存在すると知られています。この記事に述べられているように、特に教育水準が低い人々が喫煙率が高い環境に置かれる傾向があり、検診や健康への意識が低いことも、考えられる要因です。また、認知症の領域でも、教育水準が低いことは認知症のリスクの一つと考えられています。

    日本社会において高等教育を受けることが一般的であるため、中卒者が受ける社会的な圧力やスティグマは彼らの精神健康に悪影響を及ぼす可能性があります。こうした社会的受容の低さは、自尊心の低下や社会的孤立を招き、これがストレスやうつ病のリスクを高める可能性があります。

    社会的多様性や社会的受容は、性別や性的指向だけでなく、学歴を含むあらゆる側面で議論され、促進されるべきだと考えます。


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    専修大学 商学部教授

    かねて欧米では格差問題はより深刻化しています。例えば、米国では、大卒でない層の平均余命は2010年頃をピークに下降を辿っているということです。一方で収入や社会的な地位を得ている方は、健康を害するとそのベネフィットは一気に失われることを熟知していますから、使える収入をつかってさらに自分の健康に投資し、健康を可能な限りに維持する結果、ますます格差が開いています。

    Anne Case and Angus Deaton, (2020)"Deaths of Despair and the Future of Capitalism" Princeton University Press
    https://press.princeton.edu/books/hardcover/9780691190785/deaths-of-despair-and-the-future-of-capitalism

    新型コロナ流行期には、米国の調査では、新型ウイルス流行中には非大卒者の平均余命が一気に3.3年短くなり、大卒者との寿命の短縮が顕著に表れたとのことです。両者間にはワクチン接種率に大差があったため、ワクチン接種の有無の影響が大きいとされました。

    もちろん学歴で寿命が規定されるわけではありません。しかし検診や喫煙や飲酒、薬物の摂取習慣の影響以外にも、過去の学びから得られた正しい知識、考え方、社会的地位、収入、コミュニティからの影響による健康に対する意識や総合的な行動習慣は、死亡率に影響していると思います。


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