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水素がコーヒー2050問題の救世主になるか UCC開発「CO2ゼロ焙煎機」の実力

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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    気候変動で収量の減少が見込まれる生産物(コーヒー豆やカカオなど)への対応として代表的な企業がとっている方策は、生産性向上のためのアプローチ(品種改良や肥料等の調整)や他地域の農地選定などが主流です。

    焙煎段階におけるエネルギー量は、コーヒー豆の水分量によっても変わります。アラビカ種よりもロブスタ種の方が水分量が多くその点では不利です。
    一方でアラビカ種のほうが栽培しにくく病気に弱く農薬使用量が多いとされ、必要水分量も多い傾向があるので、栽培の面では環境負荷が多いといえそうです。環境性能のみで品種を変更するのは困難ですが、できるだけライフサイクルでの温室効果ガス排出量が少ない豆を使用するというアプローチもあります。

    このように色々な方法がありますが、今回のように焙煎時の温室効果ガス削減に向けてエネルギー効率を良くしたり、代替エネルギーを使っていくことも必要なことだと思います。

    水素だと焙煎時間や温度の調整をより緻密に行うことができ、「水素焙煎ならではの味」を生み出せる可能性があるとのこと。通が唸るような美味しさを引き出せることに期待しつつ、それだけで飛ぶように売れるようにはなりにくいと思われるため、まずは価格競争力維持のため、コスト低減が大きな課題となりそうです。


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