スノーピークが「失敗」した“一本足経営”。急成長リスクはこのデータに表れていた
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振り返ってみれば、という話ではあるも、急成長の裏として急降下のリスクがある。
市場の急拡大に合わせて"急ぎすぎる事"で、ブームが去った時の販管費の嵩みが一気に負担になる。
この判断は経営としてとても難しい。市場が伸びてチャンスのタイミングで、競合も増える分、一気に市場シェアを取り行きたい。ブームが去るかどうかはわからない。
拡大時にも、固定費が膨らみすぎない様な事業構造にしておくことが大事ということか。
また、ベインが入る強みが、海外へのマーケティング知見や経営立て直し知見、というところも興味深い。
"知識"を導入・投入する事で、経営は一気に伸びるという事。
マーケティングにおいても同じで、その領域でのナレッジが、事業を大きく伸ばす。
"知っている事"はとても大事な強みである。
注目のコメント
ニュースの記事誰が書いてるんや?ってまず見るんですけど、なんと私が新卒ゴールドマンの頃、クレジットの基礎を教えてくれた先輩、三浦さん〜。
なので最後まで読みました。
基本書いてることに不足も異論もありませんが、あえて私のメガネを通して感じることを追加すると、これで一本足打法が必ずしも悪ではないのと、鬼成長って一つ集中投資するからこそ生まれるわけで、スタートアップはここから学ぶことたくさんあるけど、間違った解釈はしないでねといいたいです。
とことん成長させていく、限界まで走り切る一方で、成長が鈍化する前に次の施策をうてるかは経営の目利きであり、それには目先の数字に浮かれず、常に未来に失望されないように準備しなきゃと創業者がどこまでシリアスに危機感を感じてるか。
これはスタートアップであれ、成熟企業であれ、企業の強さってのは、テールリスクをどこまで想定して計画立ててるかが大切です。
あとは、上場してる以上、市場との対話もっと上手くやるべきです。ソフトランディングの対話の仕方は、中央銀行に学ぶところ多し。ブランドに対する消費者のイメージはそれほど悪くないのではないかなあ。経営層の手当てが問題だったのだろう。モンベルの成長過程と比べてみるとどうなのか。ただ、この手の会社は創業者のいい意味でのわがままを突き通してほしい。個性が鍵なので。
であればどうするのが良かったか、というのが難しいですよね。規模拡大のスピードを緩めるべきだった、ということなんだろうと思うものの。MBO後にまた日本のキャンプ文化を一段進化させるような提案が生まれることに期待です。
日常の中にキャンプ的な要素が入って来れる余地は結構あるのでは。