【3分図解】いまが潮目。変わる「デジタル広告」
コメント
注目のコメント
これまでのデジタル広告の軌跡と今後の規制を踏まえたトレンド予測。
AIや機械学習による高精度のターゲティングや個人の興味関心毎にパーソナライズされた内容表示は当たり前で、クリエイティブとしてのAR/VR広告やブロックチェーンを活用した広告など、更に新しい仕掛けを活用したものも誕生してくるのでしょうね。
とても興味深いですが、深く考えると疲れてしまいそうですw日本の広告費で4割を占め、3兆円を超えるほど大きく拡大した「デジタル広告」。しかし30年ほど前までは、ゼロに近いマーケットでした。しかしPCやスマホなどハードウェアが普及し、広告の「最大化」と「効率化」を可能にすることが分かってくると爆発的に増え、テレビや新聞、出版、ラジオなどのマス広告の売上をあっという間に追い抜いてしまいました。
しかしそんな勢いのあるデジタル広告も、プライバシー問題を筆頭とした影響から、その在り方に対して考え直す時期に差し掛かっています。この30年間でなにがあったのか。デジタル広告の歴史や潮流に明るい、GumGumのセルビーさん、Yahoo! JAPANの宮村さんにご協力いただき、この流れをギュッと凝縮してインフォグラフィックとして表現しております。ぜひ御覧くださいませ。2019年に広告費比率でデジタルがテレビを抜いたというのが話題になりどうしてもメディア毎の広告費率に話題がいきがちですが、それよりもモバイルの1日平均視聴時間が2時間を超えているという点に着目すべきだと思っています。24時間という有限な時間の中でいまモバイル上での可処分時間の奪い合いが起きている中、広告でいかにその時間を奪いユーザーのコンテキスト(文脈)に乗せて情報を発信できるのかが重要だと感じています。(ポケモンはポケモンスリープで睡眠時間も奪いに来た!と感じて驚きました…)
という意味で、単純なリーチやクリック数ではない指標が必要なのは間違いありません。海外ではクオリティリーチという言葉がよく使われるようになりましたが、広告でのリーチの質を測る指標が日本でも出てきているのだと思います。