日立造船社員が過労自殺 初の海外赴任で未経験業務、ミス叱責も
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私自身も海外赴任で苦労した経験がある。不慣れな仕事内容と語学の二重苦で本当に辛かったのを思い出す。毎朝会社に出ると、日本側からのFAXが山のように届いていて、その中身すらよく理解できない有様でした。
そんな私を助けてくれたのは日本側の部長さんでした。その方が現地に来られた際に相談したところ、「開き直ってできることだけやっとけばいい」「FAXなんか全部無視しとけ。本当に重要なことなら電話してくるから」と言ってもらい、その通りやっていたら何とかなりました。
海外赴任の場合は、同僚が少なくて特定の上司と常に対峙することが多くなり、逃げ場がなくなることも多い。私の場合は現地の上司も大変良い方で助けられましたが、このケースはそうではなかったのでしょう。当件の上司にあたる方は一生十字架を負って生きていかなければなりません。
私が社会人になった当時は若手社員の自殺はよくありましたし、ニュースにすらならなかった。今でいうメンタルになった社員を部長が多くの人間がいる前で叱責した光景を今でも思い出します。「不適切にもほどがある」というドラマの中で「昔は良かった」的な話が出てきますが、ホントに酷い話も多かったです。もう亡くなってしまったので
書いても仕方がありませんが、
若いみなさんに伝えたいことがあります。
若いときは、その後の長い人生がわかりません。
絶望したら前が見えなくなって自死を選んでしまう。
危機を感じたら、置かれている環境から
一旦逃げましょう!
それからどうするか考えればいいのです。非常にかわいそうなニュースですが、海外赴任中って、真面目な人ほど逃げ道がないんですよね、、、
日本だったら友人知人に頼る事も出来ますが、海外赴任中は気張りすぎてしまう。
自分で言うのもなんですが、相当胆力がある私ですら、とある案件での顧客からの長期間の叱責と、50日間連続勤務で精神状態はかなりヤバかったですもの。
各社の人事部の方は、海外赴任中の社員の心のケアを大切にしてください。お願いします。