役員報酬「社員の働きがいと連動」2倍 主要企業の導入 - 日本経済新聞

コメント

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2024年03月24日

  個人的には良い動きだと思う。
  当然ながら役員報酬の大部分は業績連動で、それを短期と長期に分けているものが多い。また管掌範囲によって、全社業績だけか部門業績もあるかなどが違う。
  そのうえで、役員や役員に限らず組織図上で多くの部下を抱える役職は、その従業員をいかにうまく活用して業績を作れるかでインパクトが変わる。であれば、その証明や示唆となる業績に、非財務指標を加えることで、定性的なものを定量化して組織的な再現性・持続性を創れているかの代理指標になりうる。
  もちろん完ぺきではないが、そこにインセンティブを連動させれば、意識せざるを得ない。一方で、業績が出ないことの言い訳に「人が大事」をずっと使い続けられないようにすることは、上場企業として責任を負っていれば当然。厳しい時こそ人を大事にすることも重要だし、それも組織力や経営判断の一つだと思っている。ただ、そこへの信頼や求心力を内外に創るためには、そこからやる気・やりがいを伴って業績を創る成果証明が必要。