コンサート会場で乱射、１３３人死亡確認＝モスクワ郊外、テロと断定―ＩＳが犯行声明、タジク人拘束
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テロに巻き込まれて亡くなられた方々、負傷された方々は大変お気の毒です。
しかしながら、今のロシアという国が世界からどう思われているか？について、ロシア国民は知るべきです。
ISが犯行声明を出してもウクライナが背後にいると主張したいロシア政府のようですが、ロシアが世界で何をしているか知ってから、ロシア国民には今回の事件と向き合って欲しいです。
注目のコメント
プーチン大統領の演説が放送され、
・救護にあたった消防隊員たちや医療関係者らを讃え、
・国民に団結を求め、
・婉曲な表現ながらも、事件を手引きし、「逃走経路の窓を開いた」として、ウクライナ政府を非難しました。
モスクワから南方へ向かったブリャンスクでは、容疑者4名が逮捕されました。
これについて、ロシア政府から声明が出ました。
「容疑者4名はウクライナ政府によってテロ攻撃を指示されたイスラーム国の戦闘員（タジキスタン国籍）であり、ウクライナへ逃げ込もうとしていたところを逮捕された」とのことです。
捕まった「実行犯」たちは、わざわざ国営テレビでその映像が公開され、
「50万ルーブリ（80万円くらい）をもらう約束でやった」などと話していますが、いくら何でも、80万円でプロが請け負う仕事ではないでしょう。
ロシア政府はウクライナで「NATOと戦っている」というのが公式見解だったはずですが、そのNATOの敵であるはずのイスラーム国がウクライナ政府の指示で動いている、という奇妙な主張をしています。
ロシア政府の声明（外務省のザハロワ報道官）によると、
「NATOによってウクライナは国際的なテロ組織のセンターになった」
「これからもロシアはテロとの戦いに邁進し、そのためのウクライナでの特別軍事作戦をより徹底して行う」
とのことです。
突っ込みどころが満載ではありますが、陰謀論というのはだいたい突っ込みどころが満載なもので、ロシアは国を挙げて陰謀論を信奉しているような国です。
