車いす利用者の要望は「正当な主張」か「不当なクレーム」かイオンシネマの「謝罪騒動」で見過ごされた重大論点
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注目のコメント
SNSへ投稿する人のほぼ全ての人に共通するポイントがあります。
障害者であろうが健常者であろうが関係無く。
それは「自分の都合のいい事しかオープンせず、都合が悪くなりそうな事柄はおくびにも出さずにクローズとする」というものです。
当たり前ですよね、裁判に置き換えれば簡単に分かりますが、わざわざ自分が不利になるような事柄を自分から公表すれば負ける可能性が一気に高くなってしまいますから。
そういう当事者しか知らない不都合な背景を語らなければ何も改善なんて起こりはしない。
その不都合な背景を語らずして変化があったとしても、片方にとっては「ボチボチな改善」だったとしても、もう片方にとっては「耐え難い改悪」にしかなりません。イオンシネマ側の落ち度
・無資格の従業員が無断で介助していた。(≒本来やっちゃいけないことだった)
・断った時にその事を有耶無耶にしながら話した。
この2つのせいで「やってもらって当然のことができなくなった」という印象を車いすユーザーに与えてしまった。
車いすユーザー側の落ち度
・元々、プレミアムシートの介助が正規のサービスか否かについて確認していなかった。
・お客様センター等の当事者に問い合わせずにSNSに上げて炎上を図った。
問題の解決というより、社会への提起が主眼になっている。
事前連絡とかのコミュニケーションをしていれば起こらなかった問題って気がします…。こういうことがあるとすぐ障がい者擁護に走る「正論バカ」は少なくありませんが、今のところ日本のすべての施設が障がい者と健常者が全く同じように使えるようになっているわけではありません。それはひとつの課題であり、残念なことではありますが、解決には時間を要します。
障がい者の場合「特別対応」が必要になってしまうケースがあるのは、障がい者の方が一番分かっていることではないでしょうか。
それにも関わらず、事前の確認もせずに映画館に行って、望む対応が受けられなからと言ってSNSに不満を書くのはいわゆる「炎上マーケティング」の一種と見られかねないでしょう。
自分の希望するサービスが受けられるかどうかを事前に確認するのは、健常者であっても普通にやっていることと思いますが。