• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【遺言】有名ベンチャー破綻。グリーンビジネスの「過酷な現実」

NewsPicks編集部
705
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


選択しているユーザー

  • エシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役

    メーカーの見通しが甘かったのでしょうね。「成長を見て欲しい」「検討・稟議の長さは想定外」など節々に出る言葉も、後出しでこんな言い訳聞かされたら投資家が失望しても仕方ないように思われます。

    とはいえ、アップサイクル推進の難しさ自体は私達も身をもって実感しているものでもあり、動画内担当者の話(というか愚痴?)はなかなかリアルに響きました。

    「環境・人権配慮」への意識自体は現場レベルでも年々確実に高まりつつあります。ただ肌感としても、未だ採用判断を左右するほどの直接的な決定要因にはなり得ていないように感じます。どちらかと言えば対ステークホルダーへの活動報告を見据えた限定的なカジュアルテーマに近い印象と受け止めてます。

    多くの訪問企業が「遅かれ早かれ取り組まないといけないテーマだ」と口々に言い、内心では企業責任として"仕方なく"取り組まないといけないテーマと考えている。これを自発的かつ積極的な姿勢にシフトさせるには強力なトリガーが必要です。

    このトリガーこそが差別化された品質と価格競争力。エシカルをねじ込む後発勢力は、知恵を絞って既存の不分別もしくは非配慮型素材・商品を超える品質&コスパなどの差別化・価値を生み出していく必要があります。それ無くして同じ土俵では戦えません。

    一見これは理想論に聞こえるかもしれませんが、結局は真理です。良い品質で納得するコスパだから手が伸びる。見るべきはその本質だけで、良心に訴える御涙頂戴戦略は確実にコケます。


注目のコメント

  • NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)

    2021-2022年、アメリカだけで年間5兆円という空前の気候テックスタートアップへの投資があり、環境先進国である北欧などでは、グリーン分野のユニコーン などが登場しました。 世界初のリサイクルファッション素材の量産化に成功したリニューセルも、そんな注目ベンチャーとして上場しました。

    バックには、ファストファッションのグローバル企業のH&Mもついて、サーキュラーエコノミーのモデルにも思えたこの会社が、私たちのインタビュー直後に倒産しました。彼らが最後に残した、グリーンビジネスの誤算とはなんだったのか。日本にも大きな示唆のある内容で、ぜひご視聴ください!


  • badge
    PwCコンサルティング合同会社/(株)スマートアグリ・リレーションズ(バイオマスレジングループ) Director/Executive advisor

    日本のスタートアップが成長しない理由として、スタートアップ企業と大企業の連携が上手くいかないこと、大企業がスタートアップへの投資が進まないことが、大企業が最初からパーフェクトを求めてくることが言われていましたが、欧米も同じなんですね。
    消費者の理解が進まないと難しいことがよく分かりました。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    お金から考えて、とても興味深い事例。
    Renewcellが1億ドルかけて工場投資をして量産にこぎつけた状況であることが動画の中で分かる。一方、革新的な技術の可能性があるかもしれず、かつ1億ドルに過ぎない投資で量産にまで至っているのに、救う投資家がいなかった。破綻させるほうがリスクは少ないが、一方で破綻前の救済であれば確実に手に入れられるわけで。
    世界の様々なZ世代のアンケートだと、環境配慮製品のニーズは極めて高い。配慮するための色々な方法はあるが、フルリサイクルのコストは、アパレルブランドが求められる対応や需要とバランスしたコストで現段階ではフィットしないのだろう。そして、そこがグリーンウォッシュとかともつながる。

    なお、Re:NewCellは2020年にストックホルム証取に上場していて、時価総額は半年前300億円ほど、ピークでは約1000億円。
    量産ができるようになり、1四半期当たりの売上は現在は約10億円。ただ粗利レベルで損益分岐点にようやく到達し、営業利益・EBITDAの両方で約10億円の赤字。有形固定資産が200億円以上あり、株主資本は約100億円あるが、有利子負債が150億円超。
    工場の稼働率や歩留まりは分からないが、フル稼働であれば価格を倍にしてようやく損益分岐。逆にそうではないなら、色々改善の余地はあるかもしれない。そして衣服はブランドの方向にもよるが、ファストリで原価率50%、Inditex(Zara)で原価率45%くらいの産業。もちろんこれは加工費とかを含む。
    着心地が改善して、ベーシックな製品で使えるようになると、ユニクロに良いかもとも思う。着心地などに妥協しないが、規模もあり、ベーシックゆえにファッションサイクルには相対的に左右されにくい。繊維パートナーの東レなども含めて、将来的な動きも含めて見ていきたい。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか