京大、理工系で女子枠新設 「特色入試」、男女比改善へ
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という大学入学試験制度における3つの格差を是正するという観点で賛成です。
「国立こそ公平な入試制度」を求める声もあるかと思いますが、私学は市場経済を元に経営が成り立つので導入には慎重にならざるを得ないはず。自ずと入試制度の抜本的改革が国立主導となる流れはうなずけます。
偏差値は長期投資で購入する時代なので、教育インフラの少ない地方在住者、塾などに課金できない家庭の学生をどのように救済するかという問題のほうが難易度が高いように感じます。
注目のコメント
理系を毛嫌いしているのではなく、「その学部を出たらどういう恵まれた生活夢ある人生が待っているか」が、高校生に全く見えないのだと思います。
某私立医学部などで男子にゲタを履かせていた問題は「医師免許という分かりやすい実利」が見えたら、真面目で頑張り屋な人が勝つ入試において、理系だろうが何だろうが女子が勝るという証明になっていると思います。
つまり「理学部や工学部を出ると、こんな素敵な未来があるよ」ということを明示できていないことが、この手の施策を打ち出さざるを出ない問題のキモだと思います。僕個人としては女子枠に反対する立場なのですが、
「一般枠と女子枠の併願が可能で、両方合格した場合は女子枠での取り扱いとなる」
→この仕様だと「女子枠が無くても入れる層(今の京大女子受験生)」が女子枠を総取りし、余った一般枠を(受験者数の男女比どおり)男子が埋めるだけなので、効果が薄いような気がします。
(優秀層を女子枠に回すことで)「女子枠は学力不足」って言われない為の仕様でしょうが、やるならやるで「アファーマティブ・アクションは〇〇(ピー)の救済措置」って本旨を貫いてほしいものです。