日本航空 2030年度時点で国際線の事業規模 1.4倍に拡大の方針
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ボーイング一辺倒からエアバスの機材導入は正解でしたね。
【追記】国際航空は2050年までにカーボン・ニュートラル。2035年まで2019年温暖化ガス排出量の85%を維持しないといけない。険しいです。
注目のコメント
これだけ円安になってくると、インバウンドを強化して外貨で稼ぐことが重要になりますね。特に航空事業は機体も燃油もドル建ての取引なので、外貨を稼げる国際線の重要性は増していることは明らかですが、一方でイベントリスクには弱いので、リスクマネジメントを過去と違ってうまくやれる仕組みが導入できているかどうかは気になるところです。
内訳はA350-900 21機、A321neo 11機、B787-9 10機。A350-900は既に国内線に導入されているが、今回は国際線用。
決算説明会資料から、コロナ禍になる前に2019年12月末と2023年12月末の中・大型機に機材について比較すると、こんな感じ。合計では123機→103機と20機減少している。
A350-1000の受注残がここから12機(もう1機は納入されて、現在NY便は2本で運行中のはず)だが、これでB777-300ERが退役。今回A350-900とB787-9で合計31機。767-300ERの退役対応を、国内はA321 neo、海外はB787-9で行いA350-900でコロナ禍で減った約20機分が回復する感じか。
元々、2013年に777の代替機としてA350を選定した時に、25機のオプション契約があった(A350だがシリーズは決まっていない)。今回ほぼそれと同数で、それを利用した?下記の表にあるように、B777-300ER以外は減少(A350-900への代替含め)、その総数が27機なので、コロナ禍なければもっと早く執行していたオプション発注のように見える。
A350-1000:0機→1機
A350-900:5機→16機
B777-200:12機→0機
B777-200ER:11機→0機
B777-300:4機→0機
B777-300ER:13機→13機
B787-8:25機→24機
B787-9:18機→22機
B767-300:6機→0機
B767-300ER:29機→27機
日航、A350で777置き換え 777X採用ならず(Aviation Wire、2013/10)
https://www.aviationwire.jp/archives/26892