水原通訳「一度も勝ったことがない」 米国で急拡大するスポーツ賭博
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スポーツに限らずですが、巨額のお金が動く世界にいる人は大変であると思わされる話です。
違法賭博業者は、この水原通訳氏を勝たせたり負けさせたりしながら、借金漬けのドツボにはめ込んできたのでしょう。
当然、水原通訳氏から金を搾り取ること自体はどうでもいいことで、重要なのは彼が大谷氏らの通訳であること、その気になれば飲み物に下剤を入れるくらいはできる立場にあったということでしょう。
つまり、八百長で一気に大きく稼ぐための仕込みの対象だったのでしょうが、水原通訳氏の意志が弱かったというより、違法賭博業者は人をはめるプロですから、だいたいの人間は狙われればどうにもならないでしょう。
早期に摘発できたのは、野球球団の側もまたプロだから常時監視しているからでしょうが。オンラインギャンブルに関しては何らかの規制がないと社会が崩壊する恐れがあると思います。スポーツ選手や団体がオンラインギャンブルの広告を入れるケースもありますが、影響力のある立場の者がギャンブルを広める活動に協力するのもまた慎重になる必要があると思います。
米国では2018年に連邦最高裁がスポーツ賭博の合法性の解釈を各州に委ねると判断したことが転換点となり、現在では全米50州のうち40州近くで合法化されています。
ゴールドマン・サックスの報告によると、最高裁の判断を受けて米国のスポーツ賭博の市場規模は100億ドル(約1兆5000億円)に急成長。今後450億ドル規模に拡大すると予測されています。
同時に若い世代を中心に依存症の問題も深刻化していると注目されていたところに起きたのが今回の水原氏をめぐる疑惑です。
最高裁の判決を解説したこの記事と合わせるとスポーツ賭博をめぐる米事情が詳しく理解できるかと。
https://mainichi.jp/articles/20240321/k00/00m/030/188000c