米、インテルに1.2兆円助成 国内での半導体生産能力増強
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インテルの場合、ただの業界や企業の業績に留まる話ではない。半導体業界の覇権取りは国家安全にも影響する話だし、納得の投資だと思うね。日本は、ただの利益誘導だったり、潰れる企業に無駄金を使うだけだから反対。自動車会社の業績を後押ししたところでGDP以上の価値はないし、航空旅客業を潰したところでどうとでもなる。一方で価値を理解せず一度は覇権を握った半導体業界を本気で救わず、放棄した。つまり、国家戦略とは関係ないところでしか日本は民間に税金を使わないから、落ちぶれたのである。
注目のコメント
インテルは、米国のオレゴン、アリゾナ、ニューメキシコの各州に工場を持っており、さらにアイオワ州にも工場設立を予定してます。オレゴン州の工場は古いので、投資は少ないようですが、オレゴン州とニューメキシコ州の工場には、積極的に巨額の投資を行っています。工場も新しいのですが、全く馴染みのないオハイオ州にも巨額の投資をする計画です。
政府の認可がやっと降りたので、これから攻めていくでしょう。アイオワ州の工場では、シカゴ大学、イリノイ大学などが半導体教育に力を入れて行きます。おもしろくなりそうです。日本が産業政策を辞めたのは、アメリカが日本に自由化を迫ったことが理由です。
自由な個人が市場を成功に導くというモデルは、陰謀論です。自由競争では無く、人の知的な判断や他者への共感力が市場を成功に導くのです。