問題はこれを見逃した監査法人PWCが米系で、高性能半導体の禁輸で締め付けられている中国からすると、格好の攻撃対象だと言う点にもあります。監査の見逃しだけならまだしも、虚偽の共謀ともなれば、恒大集団の債務の肩代わりを迫られる可能性もないわけではありません。米系監査法人には、2000年代にエンロンやワールドコムが粉飾決算で破綻した原因となった、監査部門とコンサル部門と共謀の実績があります。エンロンの債務は約50兆円です。まあ、今後の米中対立の行方次第でしょうね。
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