桜の標本木、全国で１０年間に４割以上代替わり…靖国神社のベテランは５０年超で「変更予定なし」

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• 今井 明子

  フリーライター サイエンスライター・気象予報士

  ・2024年03月19日

  桜の便りがちらほら聞こえ始める季節になりました。標本木というのは結構代替わりされるものなんですね。靖国神社の標本木の前では、開花間近になると報道陣がつめかけ、衆人環視の中で気象庁職員が「開花しました」というものですが、昔は標本木の存在が秘密にされていたと聞いたことがあります。開花を早めるために誰かが細工しないようにということで…。いつからあんなに目立つ存在になったんでしょうね。公開されている代わりに、標本木に近づけないように厳重に囲いがしてあるはずですが。