NY株反発、75ドル高 生成AI関連銘柄に買い
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きょうの米株式市場でダウ平均は3日ぶりに反発。
きょうはIT・ハイテク株の買い戻しが強まっており、ナスダックも大幅高。
テスラ<TSLA>、アルファベット<GOOG>が上昇し、上げを牽引しました。
明日からのFOMCを前に、その結果を見極めたい雰囲気も強い状況。
政策は据え置きが有力視されていますが、今回は各委員の金利見通し(ドット・プロット)も公表され、市場は注目しています。
12月FOMC時点での中央値は今年末までに3回の利下げを予想し、市場はハト派な驚きとなっていましたが、FRBは現在、年内利下げ観測は追認しているものの、もう少し証拠が必要とのスタンスを強調しています。
先週発表のインフレ指標がインフレの根強さを示したことから、市場は年内利下げ期待を後退させてはいます。
短期金融市場では、6月利下げ開始期待を後退させているほか、年内3回、計0.75%ポイントの利下げも完全には織り込んでいません。
今回もドット・プロットは年内3回の利下げを見込むとの見方がコンセンサスになっているものの、下振れリスクも意識されているようです。
金利もVIXも落ち着いておりGREED継続ですが、果たしてイベント無事通過となるか。
基本的に上に行きたがっている状況ですが、ここまでスピード上昇して来ただけに一旦冷静になっている状況とも言えそうです。
原油価格上がってきておりインフレ再燃懸念拭切れてないですし、失業率等見て景気後退懸念も拭切れてません。
それでも基本は(高難易度の)ソフトランディングが本線コンセンサスとなっています。