東京都民は全国で一番「食道がん」にかかっているその「驚きの理由」と「都民がほとんど食べていないもの」
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>「青森県はがんになる人の割合(罹患率)は突出しているわけではないのに、がんで亡くなる人の割合(死亡率)は、がんの部位に関係なくきわめて高い」
これを読んだ僕の感想。『ガン検診率はどうなんだろう??』です。というのは地方によって高齢化度も違えば、医療施設の充実度や医療に対する意識が異なることはある。それによりガン検診をする割合が低いならガン患者として認知される率が下がり死亡率が上がるってことも考えられるし、逆に検診率が高いことで早期発見され死亡率が下がることも考えられる。難しいので分析はできないが全国でもガンの検診率がこれだけ違う。
https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/sogo/yobo/cancergrop/cancer-h26/documents/ranking.pdf
統計で難しいのはデータを鵜呑みにできない点であり、端的な例をいえばPCR検査(新型コロナの診断)をしなければコロナ死は生まれません。記事では"専門家?"とされる人がそういう事を意識もせずやっちゃってる感がある。
※たぶん年齢別に分析したり、ガンの検診率だけでなくガン患者の進行度合いの分布やら早期発見で治りやすいガンかどうかでの比較などかなり専門的な分析が必要だと思う。
注目のコメント
この記事のデータの解釈には注意が必要です。本記事は、残念ながらほとんど誤誘導に近い内容になっていると思います。
ここで語られているのは、都道府県ごとの食生活などの違いと発がんリスクの違いから関連性を導く論法で、ecological studyというタイプの研究で用いられる手法です。地域の食生活とがんのリスクとの間に関連性が見られる可能性はあるものの、これは因果関係を保証するものでは全くありません。さらに、これを個人レベルに落とし込むのはもってのほかです。
このようなデータから、特定の食生活が発がんリスクに寄与していると言ってしまうのは教科書的な誤解であり、統計学の世界では、”ecological fallacy”と呼ばれています。
このようなトリックを知っている反ワクチン活動家は、同様のecological studyを根拠にコロナワクチン接種回数が高い国ほどコロナ感染率が高いとして、人々にワクチン接種をしない方がいいと説明してきました。
このワクチン接種の例は実際には、因果関係がecological studyの示す「関連性」と全く逆になる場合があるということを示す好例です。それを証明するためには、個人レベルの因果関係を示すための研究を行う必要があります。
立場のある方が、このような初歩的な誤解を導くようなコメントを繰り返されており、残念に思います。記事の構成が気になりますね。
この先生が言っているのは癌の一部の切り抜きでしかないところを、あたかもそれが原因と感じるさせるような書き方になっています。
実際に、癌は複合因子で起きるため、これをすれば癌になるとか、これをすれば癌にならないと言い切る事難しいです。
様々な癌を一部切り取った形で書かれており、結果として、中途半端な記事になったと言う印象です。