稲盛和夫が「納税せよ」と連呼しながら「減税・規制緩和」を政府に訴え続けた納得の理由 - 「超一流」の流儀
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注目のコメント
稲盛和夫氏の「納税せよ」は、法人税を削減したいが余りに
利益を極限まで減らそうとする中小企業経営者に対しての戒めです。
法人税は、基本的に支出を伴う費用を増やすか
収入減を伴う売上を減らすしか、納税額を減らせられないですし、
それをすると、納税額が減る以上に手許現金が減ります。
そうすると、純資産が一向に増えず会社が全然成長しないので
そういう発想をする経営者を戒めるために
「納税せよ」と説いているのです。
これは、私が税理士として中小企業の経営指南をする際にも
よく言う話です。
法人税は利益以上の納税を求めることは決してありませんから。稲森さんはずっと日本の停滞に対して警鐘を鳴らしてたんですね。
成長しようとしない、ずっと現状の地位を守るために小手先の規制緩和等で対応する。日本の問題でもあるけど、地元沖縄の問題も象徴してるなって思えて仕方なかったです。
沖縄は観光業で潤ってるイメージだけど、そもそも地元にお金が落ちてないザル経済と言われたり、基地問題を沢山取り上げて政府から予算をとりにいったり。自ら経済を生み出さず思考停止になってる気がするのは僕だけなのか。そう考えさせられる記事でした。