メタのAI開発トップが語る「10年間の苦闘」とオープンソースの力
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ヤンがMetaに就任してもう11年になるんですね。モバイルOSの戦いで悔いが残ったMetaがオープンソース戦略をとったのは因果だと思っています。OpenAIとは違う戦略でどう結果を出すか、Metaに期待しています。
注目のコメント
"Open"を社名に冠するOpenAIですらクローズ化に走っている中、当初からオープンソース化を貫いているMetaの狙いが何なのか、個人的にはあまり理解できておらず、「なぜ?」という状態でした。
一言にまとめてしまうと"考えの違い"に集約されてしまいますが、この一言にはルカン氏の信念を感じます。
「私たちのモチベーションは、AIは進歩を遂げる必要があるという思いにあります。そして、研究コミュニティ全体がそれに貢献する必要があるのです」
本来的にAI・機械学習という分野は、学術研究としてオープンに公開され、議論され、蓄積されることによって進歩してきた民主的な技術とも言えます。
「リスクよりもメリットが大きい」という発言もありますが、短期的な利害・収益ではなく、さらに先の進化像を想定したMetaおよびルカン氏の決断であったことが垣間見える記事でした。メタのAI開発はメタバース優先のため出遅れた感がありました。しかし、大規模言語モデルLlamaのオープンソース戦略で存在感を取り戻しました。
またメタバースが生成AIで再び脚光を浴びるのも間違いないと考えます。OpenAIの動画生成AI Soraはメタバース構築運営の可能性を実感させましたから。GPT-4.5で3Dモデル生成の噂もありますし。
メタが再浮上すると信じています。