国家存続の危機なら核使用辞さず プーチン氏、欧米をけん制
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併せてプーチン大統領は、米軍がロシアやウクライナの領土に駐留することはエスカレーションであると見做し、「これがわれわれの扱い方だ」と警告したと報じられています。
https://www.politico.eu/article/russia-nuclear-war-vladimir-putin/
2月のインタビューにおいて、プーチン大統領はウクライナが停戦協議に応じるよう求め、米国がウクライナへの武器供与を停止すれば戦争は「数週間で終わる」と述べました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN091T70Z00C24A2000000/
このような経緯を踏まえると、今回、プーチン大統領は核戦争の脅威を強調することによって、ウクライナや米国に対して停戦協議に応じるよう改めて圧力をかけていると解釈することもできます。
同時に米国側においては、これまでウクライナへの支援を主導してきた国務省ナンバーのヌーランド次官が数週間以内に退任すると報じられています。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024030600697&g=int
米国が徐々に対ウクライナ支援を縮減していけば、ウクライナは対露戦争を継続する余裕はなくなり、停戦協議に応じざるを得ない状況になりえます。
「力による現状変更」は受け入れられないというのが日本の立場ではありますが、ウクライナとロシアとの間の戦争は厳しい局面に入りつつあるのかもしれません。以前から言ってることなので驚くことではありませんが、なぜ今再び言ったのかについては、フランスをはじめとするNATO首脳がウクライナへの関与を強め支援を増強する意向を表しているのが、プーチンとしてはホントに嫌なのでしょう。米国が頼りにならない以上、日本を含め西側陣営がプーチンが嫌がることを積極的にやるべきです。日本が廃棄する兵器をウクライナに送るくらいのことはしてもいいのでは。