米作家、エヌビディア提訴=生成AI巡り著作権侵害
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NeMoはモデル学習・チューニングフレームワークで、本来は特定のモデルに依存しない開発環境を提供しているので、今回の話は少し意外でした。そのデータを取り除いてもまだ損害補償を要求しているというから、感情的にすら見えますね。
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NVIDIAということでセンセーショナルな感じもしますが、OpenAI、Googleなど、生成AIの学習済みモデルを公開あるいはサービス展開している企業は、ほぼほぼ何かしらの著作権侵害で提訴されているような状況ではないでしょうか。。。
そうした意味では、もちろん著作権侵害は許されることではないものの、もはや話題作りのようにも見られてもおかしくない状況になっているのかもしれません。。
今回訴えを起こしたのは、ブライアン・キーン氏、アブディ・ナゼミアン氏、スチュワート・オナン氏の3人の作家の方とのこと。
ちなみに先般2/14、3人の作家(今回とは別の方々)がOpenAIを相手に起こした著作権侵害訴訟で、OpenAI側の主張のほとんどを認める判決が下されています。
このNVIDIAの件においても、同じように企業側の主張が認められるような方向になっていくのか、ある意味、今後の米国での基準となるような判断にもなることから、注目が集まりそうです。
こちらの記事も詳しいです↓
https://gigazine.net/news/20240311-nvidia-sued-ai-use-copyrighted-works/(生成)AI技術の進展は、ビッグデータありきのため、何かしらの知的財産権との衝突は拭えない気がしています。この訴訟は業界における倫理基準を確立するのに貢献しそうだなと思いました。
余談ですが、作家さん達がご自身の作品が使われているとわかった背景が気になりました。Nvidia 社が学習に使った作品を公開しているのでしょうか。であれば、まだ他AI企業に比べて良心的な気がしました。(期待値が低いのもどうかと思いますが。