ローマ教皇「ウクライナは白旗あげる勇気を」「交渉による停戦を目指すべきだ」 ロシアに侵攻を受けているウクライナについてメディアとのインタビューで
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・大局的に見て、停戦交渉を進める段階だと思う。日ごとに苦境と士気低下が報道されるウクライナの東部南部戦線、細る軍事支援の状況では「ウクライナ」という国家自体の存続が危ぶまれる段階にあると思う。
オレンジ革命、ユーロマイダン革命を経てロシア側にウクライナを国家扱いするつもりが毛頭無いのは明白であるも、時間稼ぎのためにも休戦協定を模索する時期だと思う。
これは東部地域出身で、前大統領とは異なり、もともとはロシアとの宥和政策を進める中で国民の支持を得られずに欧州勢に接近したゼレンスキー大統領にとっては苦渋の選択になるも、欧米勢に最早支援する気概も実力も薄い状況では、むしろ欧米勢に交渉施策の支援を得る為の国民への説明を進めるステージにもあるかと思う。
・ローマ教皇とロシア正教との影響を云々する話があるも、そもそもロシア正教は政治と一体かつ従属組織ですらあり、ロシア自体に大きな影響を及ぼすものではない。
注目のコメント
教皇の発言は、「最も強い者は状況を見極めて、人々のことを考え、そして白旗の勇気を持ち、交渉に臨める者だ。」というものです。
婉曲ではありますが、ウクライナ政府が停戦を前提とした交渉に応じるべきだ、という意味に取れます。
この後で、「交渉に応じるべきだ」「状況が悪くなる前に降伏するべきだ」といった、「交渉」をするべきという主張が繰り返されています。いや、ロシアが侵略を辞めたらそこで殺戮も占領も終わると思うが…。
「戦争をやめろ?プーチンに言え」と喝破したイタリア・メローニ首相の方がよっぽど真っ当な見解に思える。それに、白旗を上げたら果たして平和になるのだろうか。最近ゼレンスキー大統領も言及していたが、そもそもウクライナは2014年にクリミア半島と西部のいち部をロシアに侵食された時に停戦で手を打っているが、その結果が現在の惨状。これ報道された時から翻訳ミスか、悪質な切り抜きによるデマと言われてる記事ですね。
以下共同通信のTwitterにつけられたコミュニティノート
本件において教皇聖下は‘Negotiations are never a surrender’ 交渉は決して降伏を意味しないと原文において明言している。よって、本件に関する報道において教皇聖下がウクライナに対して降伏を迫ったと言うのはミスリーディングである。 https://www.vaticannews.va/en/pope/news/2024-03/pope-francis-swiss-tv-interview-gaza-ukraine-wars.html