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この店に来れば何か知的なものに触れられる鳥取の定有堂書店が「本屋の聖地」になったワケ

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    プレジデントオンライン 編集長

    鳥取の定有堂という書店がどんなところだったか。記事の中で、店主自身が次の4点をあげています。

    (1)人口が少ない地方の町でも、書店がその町の中で、文化の拠点になりうることを証明した。
    (2)種をまいた。「この店に来れば何か知的なものに触れることができる」という種です。
    (3)読書会の開催、フリーペーパーの発行。
    (4)ビオトープの提唱(「本のビオトープ」は冊子『音信不通』の副題です)。書店という空間の中であたらしい芽をはぐくんでいこうという土壌づくり。

    本屋は知的な場所を、文化の拠点を提供してきました。今後、それはどうなるのか。街に本屋がある、という日本の光景は、本当に豊かなものだったのだなと感情的になります。そんな国は、とても珍しかったのです。


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    株式会社BookBase CEO

    書店は2006年時点では14500店舗以上あったのが今や7700店舗ほどに落ち込んでいます。これも22年時点のデータなので現時点では7000店舗を切るかもしれません。

    書店は再販価格維持制度と委託&返本の仕組みがあるので、場所さえ持っていれば取次から本を委託されて、売れた分だけ精算するという安全性の高いビジネスとして一気に広まったのが日本であり、これだけ書店を全国に持つ国もありません。

    日本がコンテンツ大国となったのも、それだけコンテンツにふれるきっかけを作った書店という接点があったから、というのに他ならないと思います。

    ただ、近年は少子化や可処分時間の奪い合いなどにより、本自体の需要が減りました。
    特に顕著だったのが雑誌ですね。元々、雑誌は書店ビジネスの要で、毎週新しく流通されるので、流通網として発達し、そこに単行本を相乗りさせることで流通費を安く済ませていた背景があります。
    ただ、この雑誌が情報の源泉だった昔と異なり、売れなくなった現代では単行本の売上のみにこだわらないといけなくなり、あらゆるコストが上がる結果になりました。

    以前は助かっていた再販価格維持制度も書店側で価格競争が起きないためにセールなども行えず、本の豊富さ、つまり大型書店だけが優位性を持てるという状況になっています。

    じゃあ、小さな書店はどうすれば?ということで、模索が続いているわけですが、間違いなくその答えの一つはこの記事にある『メッセージ性の高い書店』だと思います。
    大型店舗は本の多さゆえに、読者側でセレクトするのが難しいという側面があります。
    そこを付いて、押し付けがましい書店にする、いわば司書のいる本屋さん的な立ち位置は全国で少しずつ見られています。

    そういう側面でも、本記事はいい教材になりえると思います。


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    講談社 宣伝統括部担当部長

    「「元書店員だった友人は言います。『あれだけメッセージ性の強いお店を作ると、それはもう個性さえも通り越していて、おそらく誰もがあの枠に入ることは不可能というか、そもそも誰かに……と考えることが不毛です。奈良さんに始まり、奈良さんで気持ちよく終わるのが宿命かと思います』と」

    引き継ぎのできない仕事。
    仕組みで解決しにくい、自分だけにしかできない仕事。
    これもまた仕事の醍醐味のひとつ。


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