【最終話】類似品は去れ。JINSは研究開発型SPAへ進化
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【最終話】「もしメガネ業界にどっぷりと浸かっていたら、古い業界の慣習や既成概念も『そういうものだ』と思って何も変えようとしなかったかもしれない」。田中仁さんはこれからもメガネ業界を変革し続けます。
メガネのコンセプトを近視の矯正ツールだけではなく、ファッション、そして、機能を持ったアイウェア(ウェアラブルでバイト)まで、昇華させ、そのユニークなコンセプトを高い技術力で具現化させる。マーケティングにおいても、業界標準をベンチマークしないような広告宣伝費をかける(それにより必然性を持って突出する)
強くユニークな製品と相対的に質・量ともに強いマーケティングの組み合わせであり、トラップがない限り必ず勝てる試算になりますね。唯一、不確定要因に対しての投資リスクのマネジメントが大切ですが、どこかでテストマーケティングをしているのか、それとも、強い自信でいきなりドンっと投資しているのか興味深いです。
また、ご自身は実は近視でもなく、メガネ屋の出身でもなかったという点が、主観的にプロダクトを開発するのだけが正解ではなく、客観性を持ってプロダクトを開発することも特にイノベーションを作る際には重要という好例ですね。「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」ダーウィンのこの言葉が本当に合う。JINS PC、毎日愛用してます!