鳥山明さん急逝に哀しみの声、やまず〈親交の深かった桂正和氏、尾田栄一郎氏らより追悼コメント・全文〉
コメント
選択しているユーザー
今後、ドラゴンボールなどの完全描き下ろし作が出ることがなくなってしまうことを思うと悲しくて仕方ないです。ドラゴンボール、アラレちゃん、ドラクエなどその画風や着想が第三者にはとてもマネ出来るものではありませんでした。ご冥福をお祈りいたします。
注目のコメント
40歳の私が、若い世代に唯一自慢できることがあります。
それは、当時小学生だった私が、ブラウン管テレビを通して、悟空が初めてスーパーサイヤ人に変身する瞬間を目の当たりにしたことです。
これまで漫画でのみ描かれていたスーパーサイヤ人の変身が、アニメで実際に再現されたその瞬間は、あまりにも衝撃的で、今でも鮮明に記憶に残っています!
変身時の「シュンイシュンイ」という音がなり、そのかっこよさは格別でした!
まさにヒーローそのものでした。あの衝撃と感動、そして興奮を味わえたのは、大人になってからはなかなかできないことです。
私を含む、世界中の子どもたちの心に火をつけてくれたことに、心から感謝しています。
心よりご冥福をお祈りします。どうかお元気でいてください。下記のポストに本当に共感。
だから「早すぎる」と感じてしまう…
https://twitter.com/KUBOSHOUTEN/status/1765958143300022455
”徐々に色んな漫画家さん達のコメントが出始めたけど、やっぱりまだ「その背中を全力で追いかけてる」人達が沢山いた人やったんよ。
今や自らが多大な影響力を持つ大作家の皆さんが「今なお少年の時の様なキラキラした憧れで追いかけてる」人だったんよ。
まだ行かないで欲しかったよ、マジで。”元歴史学者でリベラル系評論家の與那覇潤さんが、
子供のころに眺めていた作家の安部公房の葬儀のニュースについて、ある対談で述懐していました。
その葬儀は平成5年でしたが、その前にあった
昭和天皇の崩御のニュースと同じくらい印象に残る報道ぶりで、「作家って凄いんだなあ」と子供心に感じたそうです。
鳥山明さんの葬儀もそれくらい(それ以上に)盛り上がっても良いと、私は思います。
「子供からご年輩まで知名度があって」「世界中で人気や影響力があって」「有名なスキャンダルが無くて」「ここまで大きな存在なのに何故かルサンチマンを刺激しない」存在って、鳥山明さん以外で言ったら、もう野球選手の大谷さんとかイチローさんくらいしか私は思いつかない。
それくらい(私的にはそれ以上の)大きな存在だったと思う。
文化系のクリエイターとしては、ここまでの存在はもう歴史上現れないかも知れないとすら思う。
それは何故かと言えば、成田悠輔さんの『22世紀の民主主義』で語られているように、インターネットの普及によって人々の興味関心は多チャンネル化されて分散され、
世界はおろか国内でも、まとまった大きな知名度と影響力を持つ存在というのはどんどん減っているし、国民的なイベントというのもどんどんと矮小なものになっているからです。
こうして国民全体で悼んだり語り合ったり出来る機会というのは、もしかしたらこれが最後の機会になってしまうかも知れないと、私は割と本気で思っています。
だからこそ、彼は国民全体を挙げた葬儀をやるべき存在だと私は思います。
こういった文化系のクリエイターが、多くの人から慕われ尊敬される存在だったんだということを、国内外に示すというのは、この時代においては特に素晴らしいことだと思う。
個人的には、古典的名作RPG『クロノトリガー』の裏エンディング(ゲームスタッフが魑魅魍魎と化してワチャワチャ語りかけてくるやつ)みたいな雰囲気で、
半年早いハローウィンみたいなノリで鳥山キャラのコスプレをしたパレードをやってほしい。
世界中から鳥山さんのファンを集めて、オリンピックや万博に負けない賑やかさでワイワイやって盛大に彼を送って差し上げたい。