「一帯一路」から離脱したはずのイタリアが中国企業の誘致に積極的な理由、EUにもはびこる「上有政策、下有対策」
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一帯一路から離脱したはずのイタリアが、中国企業による投資を渇望しているという話です。
私は、イタリアが一帯一路から離脱した際のレポートで、経済的に旨みがあると判断すれば、イタリアはまた中国に近づくだろうと分析していました。早くもそうなったな、と感じています。
要するに、一帯一路という枠組みでの旨みはないだけで、イタリアにとり、またイタリア以外のヨーロッパの国にとり、チャイナマネーへの魅力は尽きないというのが、現実ではないでしょうか。
注目のコメント
国の政策と企業の誘致はある意味異なる部分にあります。
中国の場合は全てが国策だから企業誘致も同じでは?と言われる方も多いですが、国と企業は一心同体ではありません。
突然統制が掛かる危険性はありますが、平常時であれば独立しています。
一括りとして見てしまうことで機会損失が生まれますし完全独立を信じてしまうと思わぬ落とし穴に嵌ることもあります。
うまく付き合っていくことが必要です。全体最適をEUが図る中で、加盟国は自国に経済メリットがあれば、部分最適を図るという動きなのでしょう。
これがトリオローグにおける議論などにも反映されている気がします。