サイボウズ青野社長「今まで都合のいい話だけしていた」、重要指標を初開示へ。投資家の声応える
コメント
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青野さんは一緒に講演をさせていただいたり、同い年であったりするので、大好きな経営者のお一人です。
さて、どのステークホルダーにどこまで対峙すべきなのか、経営者として価値観が問われるテーマの一つです。
上場しているのであれば、最低限市場の期待に応える情報開示はあるべきでしょう。それがネガティブな情報であっても、継続的に丁寧な開示を行えば、サプライズを避けることができ、資本コストが減少、企業価値は上がりやすくなります。
コミュニケーションで重要なことは、相手が理解しやすい言葉を選んで話すことです。
注目のコメント
Business Insiderに今回のサイボウズの決算発表を受けコメントさせて頂きました。
独自のビジョンを追い求めるサイボウズは、先行赤字が続く海外事業を含めて、中長期的な数値目標などは掲げていません。
そのような姿勢は確かな実績を積み重ねてこそ許容されるものでもあり、それを示すためにも今回のSaaS KPIの開示に至ったのかと思います。
その意味では、足元の成長は鈍化傾向にあり、このトレンドが続いていくと、より経営に対してプレッシャーもかかる局面です。SaaSの重要指標をこれまで出していなかったというのが驚きでした。
キントーンを値上げすればChurn rate(解約率)が増えて利益は減るという見込みなんですかね。SaaSビジネスに関しても日本は値上げに敏感なんですね。Kintoneは使いやすい良いサービスなんですけどね。残念ながらアップデートが殆どないので、システムとしての進化を感じない。なんで単価も上げづらいのではないかなと。弊社ではkintoneでのやり取り内容をnotion にぶち込んでAIに覚えてもらってます。こうする事で検索性が抜群に上がりました。これがkintone内部で完結できればいいのにね。海外事業では直接営業なのに、国内は代理店営業。なので顧客の声を吸い上げられてないんじゃないかな。