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【石破茂】非主流派でも「次の総裁は俺だ」と言わない理由

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「次の総裁」に名乗り出られない主な理由は、石破派が8人しかいないので推薦人を集められないから、ということだと思いますが、それはわかりきったこととして、
    石橋氏のお話の中心は、「選挙と人事」です。

    選挙に勝つ能力と、首相や大臣に望ましい能力というのは別のものです。
     選挙に勝つ能力というのは、自分の選挙区で後援会という組織を強力にして、それに必要な金を持ってくる能力です。
     首相や大臣に望まれる能力というのは、省庁という組織を統率して、それに必要な事務処理能力と政策立案に必要な知見を持っていることです。
     ところが、議員内閣制の難点として、選挙に勝つ能力が最優先され、選挙に勝った人間が首相や大臣になるようになっています。

    長崎県で7回も衆議院議員に当選しながら、発言と振る舞いにあまりにも難があるので、大臣はおろか副大臣にすら1度もしてもらえず、挙げ句の果てに裏金問題の尻尾切りで辞任、起訴になった人もいましたが、それほどよほどの人でなければ、選挙に勝っていれば大臣になれます。

    民主主義と能力基準の人事をいかにして両立させるか、というのは、人類史上の大問題です。
     議院内閣制だと選挙に勝つ能力がある人であれば誰でも首相や大臣になってしまうので、これを回避しようとしたのが大統領直接選挙制です。
     もちろん、大統領直接選挙制にも問題はあり、必ず能力のある人が選ばれるということはありません。
     米国大統領選のように、1年以上の長期間、実質的に国民の審査の目にさらされるので、それに耐えられない程度の人間であれば振り落とされますが。
     それでも、たとえば石破氏が自民党員の間で多少人気があろうとも、大谷翔平氏とどちらを選ぶか国民の審判にかけられれば、まず大谷氏が当選してしまうでしょう。

    こればかりは、世界中が試行錯誤している答えの出ていない問題です。
     当座の解答としては、教育、市民社会などを含めて、国民が、能力基準で選挙に勝てて、首相や大臣になれる社会をつくっていくしかないです。
     そして、国民が複数の政党を育てて、そこから選挙に勝って首相や大臣になる能力のある人が出るようにしていくことが、何よりも必要です。


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    大室産業医事務所 産業医

    J&Jで産業医をしていた頃、米国から要職者が来るカンファレンスで真っ先に質問をしていた方が後々に顔を覚えられて出世していく姿が印象的でした。また海外赴任でも出世でもとにかく「手を挙げる」ことをしないとポストが回ってこないことにも驚きました。

    政界では〇〇待望論という「空気を作る技術」に長けた方が出世していますし、財界でも私の履歴書を読むと社長就任はたまたま先代に言われ「青天の霹靂だった」と書く方が多い笑。

    このように自分の野心を巧妙に隠し推薦されるように持って行くのが日本的すごろくの常套手段。石破さんはそれとは逆にそのポストに自分が就きたい理由やできることをフェアに話すという手挙げ方式を提唱していますが、これは若い世代にとってはチャンスですし国民としては分かりやすい。

    一方で今の〇〇待望論を作るために奔走している多くの議員にとって煙たい存在であることも想像できますね笑。


  • NewsPicks 編集部記者

    自民党の裏金、派閥をめぐる問題は落ち着く雰囲気がありません。
    先週には岸田総理が衆院の政治倫理審査会で裏金問題に関する質疑に臨んでいます。マスコミフルオープンでの開催は超異例のことです。

    現状についてどう思うのか、また5度目の総裁選出馬の可能性はあるのか。
    国民人気の高い非主流の旗印、石破元幹事長に直撃インタビューしてきました。

    取材後、「このままだとこの国は先が長くないね」とポツリと漏らしていたのが印象深いです。
    派閥の問題は、長く自民党が率いてきた日本政治の根幹に関わるだけに重要であることは間違いありません。
    しかしそこに時間を取られ、然るべき政策の議論が前に進まない事態への焦りを強く感じました。


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