ベライゾン・ビジネスとKDDIが提携
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胸熱な展開である。
トヨタが大株主のKDDI。これまで、トヨタとコネクティッド分野でタッグを組んできた。そのKDDIが米国でもコネクテッドカーの覇権を目指すべく、ベライゾンと手を組んだ。それはさらに、ソニーとHONDAのEVであるアフィーラにも通信基盤を提供するため、という。
★KDDI海外展開 モビリティー向けも
https://newspicks.com/news/9653302/
このことにより、ソニーが提供するエンターテインメントを社内でも快適に見られることが期待できる。また、KDDIが提供する大容量・低遅延の通信サービスを介して、自動運転/先進運転支援システムにも期待が高まる。
更には、ベライゾンとの提携により、世界フォーマットを目指すべく高付加価値型のEVへの一手、とも言えるだろう。
★ソニー・ホンダのEV、KDDIの通信基盤採用
https://newspicks.com/news/9659607/
先日、アップルが自動車事業から撤退するというニュースが世間を賑わせた。一方、ソニーはこうしてうまくパートナーを見つけ、先行するEVメーカーに詰め寄っているように見える。こうした高付加価値モビリティは現状どのEVメーカーにも負けずとも劣っていないはずで、戦略としては間違っていないだろう。
勿論、エネルギー対策としてのEVは、すっかり戦略の見直しを迫られることになった。ただ、彼らの高付加価値EVカーの場合は最悪、HONDA次第でどうとでも路線変更が可能だろう。そして、その成功が確実となれば、トヨタはそこに乗っかってくればいい。EV見直し機運の役者は揃いつつある。
ちなみに、ソニーはLocatoneという位置情報とスマホの音声を連動させた音声AR(音による拡張現実)技術のプラットフォームを持っている。HONDAはRoadVoiceという位置情報とポッドキャストを組み合わせたプラットフォームを今春ローンチ予定だ。ドライブに行く理由づくりにも、じつに余念がない。この2社の動きからは、今後も目が離せそうにない。
★ホンダが仕掛ける「RoadVoice」
https://otonal.co.jp/audio-marketing-insights/32916
安全と楽しさと持続性。それらの難しい課題を、これらの企業には、胸熱な展開で攻略してほしい。