【ブーム→危機】「定員割れ」マラソンの再生に必要なこと
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わざわざ飛行機で飛んで一泊して、高知龍馬マラソンを走ってきました。
フルマラソンを走る間は自分の身体や気持ち、特に30km以降は自分の弱さと真正面から向き合える稀有な体験だとハマり、三回目です。しかも、美しい景色の中で10,000人近くの同志と共にゴールへ向かって走れ、地元の方から沿道で応援されるのはものすごくアドレナリンが出ます。
こういう体験は強い思い出になるし癖になるのですが、確かに出費は大きいですね。大会のたびに参加費と交通費を払って、ギアとかエイドもなんだかんだと買うので、2-3万円の出費になります。
もっと盛り上げる秘訣として、マラソンが趣味のゲストランナーを増やせないか、訴求を強められないか、とは思いました。有名な経営者がいればビジネス界隈も注目するし、俳優とかモデルがいれば私みたいなミーハーも楽しめますし、箱根駅伝チームがいればランナー界隈も参加熱が上がります。高知龍馬マラソンは俳優の和田正人さんや優勝した青学駅伝チーム(走りがびっくりするくらい軽やかで速かった)、フリーアナウンサーの長谷川朋加さん(めちゃくちゃ美人だった)が走ってて楽しかったのですが、事前の告知が弱くて、もっと押し出してCVRを上げられたのでは?とマーケ観点から思いました。
注目のコメント
晩秋の富士を車窓から眺め、「今年はよき1年だった」と。
それは10年ほど前、11月後半開催の神戸マラソンからの帰りの東海道新幹線でのこと。
「目標はサブスリー(3時間切り)。未達なら坊主」とかなんとかをランニング仲間に宣言して挑んだところ、本人も「まさか」の達成してしまいました。
達成が現実的になった35km以降は、「足がもげてでも走り切る。ようやくつかんだチャンスなんだ(スラムダンクの一節的)」と無駄に意気込んでいました笑
私にとってマラソンは第二の青春です。
「そこまでマラソンにハマるのは人生の無駄」とよく言われました。それは経済合理性からすれば「もっとも」なこと。
なので、反論することはあまりありませんでした。とはいえ、人生100年時代に、経済合理性とは真逆な趣味に命をかけることも悪くない。「たった一度の人生なのだから」とも思っています。
ちなみに、マラソンでの出会いから、その後の仕事で恩恵を受けたことが大いにあります。「ガチランナー」は何でも本気。なのでビジネスの一線にいる人多し。
もっと言うと、年に1、2回しかない本命レースで結果を出すことで、「絶対に負けられない」場面でのプレッシャーにも強くなりました。
人生、楽しみも苦しさもやりがいもいろいろ、です。東京マラソンの参加費に関しては16500円の現在から今後上がっていく傾向だと思います。参加費に関しては東京マラソンに限らず今後はどんどん上がっていく傾向だと思います。参加費が上がるかわりにサービスが上がっていって洗練されて行く流れではないでしょうか。
昨日は東京の地下鉄に東京マラソンのカラフルな衣装を着ている外国人を多く見かけました。
今年の数字はわかりませんが、2023年は3.8万人の参加者のうち1.2万人が外国人だったとのこと。
海外でも放送され国際イベントになっているこのマラソン。
インバウンド需要を活用して盛り上げることも、再生につながるかもしれません。