【超高収益】富士フイルムの「チェキ」が若者の心を掴む理由
NewsPicks編集部
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チェキの人気は知っていましたが、売上高が3兆円近い富士フイルムホールディングスの収益を支える事業になっているとは知りませんでした。しかも、写真フィルムは消滅危機に直面した事業です。どうやって危機を乗り越え、高収益事業になったのか知りたくなり、取材をしました。
アナログのインスタントカメラからはじまり、近年はデジタル機能を搭載した「コミュニケーションツール」として成長を続けています。最新機種は、チェキの象徴だったプリンターを取ってしまい、「目玉おやじ」のようなかわいらしいフォルムの小型カメラに進化しています。チェキの課題だった「大きさ」を克服し、新しい写真の楽しみ方を提案する製品です。
これまで消費者向けの商品として成長してきたINSTAXですが、今後はQR機能を活用した店舗の販促やスポーツチームとファンの交流など、事業者向けの展開も進めていきます。
チェキ再生物語には、強いブランドづくりのヒントがたくさんあると感じました。若者ではないですが、チェキいいですよね。instax mini 90 ネオクラシック ブラック使ってます。
フィルムなのですが、撮影モードも複数あり、昔使っていたチェキとは段違いで良い写真が撮れるようになっています。利用頻度が高いわけではないのですが、旅行や友人と会う際に重宝します。「便利さのなかにある不便さ」という言葉がキーワードですね。
デジタルネイティブ世代は日常のあらゆるものが情報化され、形に残らないモノが日常にあふれているからこそ、"質感"のある経験や"手触り感"のあるアイテムを求めている傾向が強い気がします。