地震活動続く千葉県東方沖で「スロースリップ」か 国土地理院
NHKニュース
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--昨日の別記事のコメントを再掲します--
房総半島ではおよそ4~7年程度の間隔でスロースリップ(ゆっくり地震ともいわれます)とそれに関連する群発地震が発生しています。前回のスロースリップが2018年であったことから、そろそろというタイミングでした。今回もそうしたスロースリップのうちの一つということになるでしょう。
規模が大きかった29日夕方の地震については、発震機構は逆断層型、震源の深さ20kmということから関東地方の陸地側にあたる北米プレートと、南から沈み込むフィリピン海プレートの境界部分で発生したものと考えられます。スロースリップに関連してプレート間で地震が発生することも多くあるため、この事実は整合的です。
経験的に房総半島でのスロースリップにおいて、いきなりM6や7の大地震が発生するものではないことは分かっておりその意味ではむやみに恐れる必要はありません。ただしM5クラス、最大震度で5弱を観測した事例はありますので、決して油断はできません。強めの揺れへの備え、また停電等への備えをしっかり行っておくことをお勧めいたします。直接的じゃなくとも、間接的にスロースリップ現象で近くにあるアスペリティ(固着域)に何かしら影響をもたらしている場合、大きな地震が来る可能性は考えらますね。。
いつ来ても良いように、備えしておくことが重要です。。