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オズワルド・畠中悠、初期の腎臓がんを公表「みんなも検査して!」

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    このタイトルの意図やお気持ちはよく分かるものの、がんの早期発見というのはそんなにシンプルなものではありません。報道のケースのように、腎臓がんの早期発見がもし上手にできたら、救われる方はたくさんいるでしょう。しかし、現状では残念ながらこれが上手くできません。

    例えば、腎臓がんの早期発見をするために、10万人の人に検査をしたとして、5人に腎臓がんが見つかるかもしれません。この5人のうち、2人はもしかすると検査のおかげで救われることになるかもしれません。一方、10万人のうち、1000人ほどには本当は見つけなくてよかった画像上の異常を見つけてしまうかもしれません。この1000人は不安で眠れない夜を過ごすことになるでしょう。また、この方たちは高い確率で精密検査が必要になり、中には針を刺す検査が必要になる人が出てきます。

    針を刺す検査をした場合、一定の確率で出血などの合併症のリスクが生じます。腎臓がんの精密検査の場合には、1%程度で輸血が必要になるほどの大出血が起こることが知られています。こうして、例えば2人を救う間に、10人を命の危険に晒すことになるというような事態を生む可能性もあります。

    このように、闇雲な検査は益よりも多い害を生む可能性もあり、だからこそ、どのような検査をどのような人に行うか、賢い選択が求められます。腎臓がんについては、残念ながら今のところ上手な早期発見の方法が確立されていません。


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