損保大手4社が政策保有株ゼロへ 6.5兆円、段階的に売却
日本経済新聞
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そもそも政策株って何だっけ……それが保険料調整の件とどう関わるんだっけ……と思って検索したら思いっきり関係ありそうだった。
日本特有の仕組みともあるけど、互いに有効な関係を持つ(牽制もある?)目的で相互に株を持ち合ってる会社は多いのかなーと。
▼政策保有株 企業が純粋な投資ではなく、取引先との関係維持や買収防衛といった経営戦略上の目的で保有している株式。 1960年代ごろから広まった日本特有の仕組みで、株式を相互に保有しあう「株式持ち合い」の形が多い。 片方の企業だけが保有する場合もある。
注目のコメント
損保大手4社が政策保有株ゼロへ 6.5兆円、段階的に売却。企業向けの保険料を事前調整していた問題を受けての損保大手4社が政策保有株ゼロ政策。株式の持ち合いは海外投資家から日本の非効率経営の象徴と見なされてきたことから、株式市場全体にとっては望ましい方向性であると思います。より重要なのは、売却代わり金を成長事業に投資するなど資本効率の改善ができるかどうか。そして、企業向け保険は4社でシェアが9割を超える寡占状況となっている損保業界において、持ち合い解消のきっかけとなった問題を解決するには、コンプライアンス強化だけではなく、顧客起点の経営への転換などより本質的な経営改革が求められていると思います。
金融庁は、株式の持ち合いが馴れ合いを生み、不正の温床になったとしています。ならば、銀行や生保も株式の持ち合いをしており、不正の温床があるということになります。不正を防止するために、株式持ち合い解消、その代金で自社株買い、という流れが、株価を大きく持ち上げる要因になっていますね。