楽天Gが社債型種類株を発行準備、上限7500万株
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追記
GGYさんのコメント必見
追記了
ハイブリッド社債と何が違うの?と思い、楽天Gホームページを見ると、違いが書いてありました。
・類似しているが、これは会計上も資本
・種類株株主総会の存在
ただ上限1000億円のようで、これが今の財政状態の改善にどこまで寄与するのか、よく分かりませんでした。見方を変えれば、取りうる手段をなりふり構わず使ってる印象です。(←悪い意味ではないです)
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2024/0227_04.html議決権も転換権もない種類株の発行、おまけに上場、と。また下記の日経記事を見ると最大1000億円調達とのこと。
普通株と比べて権利が少ない一方で、社債とは異なり返ってくる保証はなくリスクが高い。その意味で、普通株と比較してどういうメリットを出すのだろうか?高配当かもしれないが、先日無配の発表をしたばかりではある。
ソフトバンクが発行した社債型種類株のリリースを見てもよく分からない(配当は2.5%で、その時点でのソフトバンクの配当利回りよりだいぶ低い)…
が、株価ページを見ると、株というより債券的な動き。そういう意味では、実質は劣後社債で、ただ上場していつでもだれでも売買できるようにするために(日本で上場債券市場がないので)、社債型種類株式というのになっているように見える…
楽天G、社債型種類株発行へ まず最大1000億円調達
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC279QH0X20C24A2000000/
【楽天決算】「3400億赤字&無配」で三木谷浩史が語ったこと
https://newspicks.com/news/9584566
ソフトバンクの社債型種類株式のページ
https://www.softbank.jp/corp/ir/stock/class-shares/
https://finance.yahoo.co.jp/quote/94345.T
<追記>Hideakiさん、有難うございます!ページ見ていませんでした(懺悔)。
会計上、全額が資本となる(なお格付上は50%が資本となることを見込んでいるとのこと)という意味では、破綻した時のリスクが高いし、値動き的にアップサイドない(転換もできない)ので、結構な条件付けないと個人投資家に知名度で売りに行く商品になりそう…誰でも買わない権利はあるしクレバーといえばクレバーだが、もしそうなったとすれば個人的には好きではないタイプ(ソフトバンクの個人向け社債とかは、自分はその観点で好きではない)。
あと、種類株主総会というものは知らなかったのだが、実質的な経営に関する議決権はないタイプの総会だと思う。<追記終>