日本人はなぜ勉強しなくなるのか?「世界最高の子供」が「低レベルの大人」になるワケ
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個人的に、高校に入るまでは「受験のための勉強」という感じがして勉強は楽しくなかったですが、夜間で大学に通うようになってからは好きなことを勉強できるようになって楽しかったんですけどね。どうやら少数派のようです…。
それでもサラリーマンになってからは、勉強するのがまた嫌になりましたけどね。上司の吸ってる煙草の銘柄覚えたりとか、そっちのほうが重要だったので…。
注目のコメント
日本人というより、人間はやらざるを得ない状況に追い込まれると相対的に頑張る、結果に繋がりやすくなるという性質があると思います。
仕組みや環境、つまりシステムの問題ではないかと。
小、中の義務教育というシステム、中で頑張らないと良い高校へ、高で頑張らないと良い大学へ行けないというシステムがあるから出来ている、結果が出ている。
学ばない理由は、学ばなくても何とかなっているから。社内の昇進試験に必要なことは、その時期だけでも学んでいるはず。学ばないのではなく、大学、社会人も学ばなくては上にはいけない、給料にも影響がある状況になればやるはず。
システムなんてなくても学ぶ人はいるし、学ばなくても、起業など、チャレンジすることで自然に学んで成長する人もいる。
メジャーなゾーンには、システムが間違いなく、必要だと思う。教育段階では学びのインセンティブがテストしかなく、大人になればなんの実利もないからです。学びが評価されないので、学べる人が限られるのは自明です。
学びに向かうには必要性や危機感を認識する必要があります。指示やマニュアルに従っていればそれで仕事が回る時代も終わりつつあります。学びは自分を助ける近道です。ひとえに日本においてクリティカルシンキング能力を育てる教育が不在であることが要因と私は考えています。いわゆる学力とこの能力は全く別のものです。
こちらは3年前のデービッド・アトキンソン氏のインタビュー記事
日本の大学「使命を全うしてない」と断言の理由
今こそクリティカルシンキングを教えるべき
https://toyokeizai.net/articles/-/396409
こういう記事もあります。
日本の学校では、問題解決能力も批判的思考も養われていない
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/03/post-100983.php
恐らく「批判的思考力」という訳語自体が日本人をクリティカルシンキングから遠ざかせているのではとも思うのですが、調べたらこういう記事もありました。
「批判的思考」という訳語では伝わらない:クリティカルシンキングの本質
https://globe.asahi.com/article/14544227
言い換えると、確かに日本では、素直で良い子は育ってるんですが、そんな子たちも大人になると薬にも毒にもならない飼い慣らされた、自分で新たに学ぼうとしない、そんな人ばかりになっちゃうのでしょうね。(そして教育自体がそういう風に人を育てることに最適化されてしまっている)