ファストリ岡崎CFOがひもとく10兆円の道のり、突破の鍵は「GU」
Bloomberg.com
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中長期の数値目標を定めない企業がある一方で、ユニクロのように高い目標に導かれるように成長を実現している企業もあります。
ユニクロが強気な拡大目標を打ち出し始めた時代、おそらく20年ほど前だと思いますが、私が中計策定のお手伝いに入ると、ユニクロのように果敢な(無茶な)目標を掲げるか否かは経営陣の中で必ず議論になりました。
数値目標の達成には、喜びを感じる人、過度なプレッシャーを抱えてしまう人がそれぞれいます。自社のビジョン、パーパスと、経営陣や社員の性格、社風に合った指標と目標を設定することが大切です。
注目のコメント
ファーストリテイリングの今期売上予想は3兆円強と出ていますが、1兆円の目標を打ち出した時には国内ファッション関係者は誰もできると思わなかったのではないでしょうか。10兆円もやってのけられるのだろうなと思いますが、GUの次にあたる第三の矢もそろそろ必要そうですね。
GAPはOLD NAVYがずっと引っ張っていました(CEOがラルフローレンのトップにヘッドハントされてすらいますーすぐクビになりましたが)。ただ、明らかなのは本家=GAP自体がしっかりしないと全体での成長は限られるという現実。GUの成長と同じくらいユニクロそのものの安定した業績が重要だと感じました。