ツルハとウエルシア統合検討 イオン、株追加取得へ
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ウエルシアは、イオン傘下のドラッグストアだが、イオンが50.5%保有。また、イオンは過去からの経緯でツルハを13%保有し、13%保有してツルハにアクティビストキャンペーンを仕掛けているオアシスから買い取る独占交渉権を1月末に結んだ。
ドラッグストアは、そもそもM&Aが多い業態。ただ、買収をしても、HD傘下で別運営したり、ブランド分けたりなども多い(特に発祥の地域だとブランド認知がある)。
イオンがツルハの株式買い取りを検討するなかで、当然ウエルシアとのシナジーを含めた、ドラッグストア業態にどうかかわっていくかは考える。ただ、上記のようにウエルシアの過半を持っているが、それだけに過ぎないともいえるし、ツルハについてはオアシスから買い取っても持分法適用の基準となる2割は超えても1/3には至らない。
そのような業態の特徴や株主構成の中で、統合といってもどういった形のものか、またツルハの株式をどれくらいまで買ったり、どういう手法でやるか、そこにウエルシアも絡んでくるのかといった観点を含めて注目。
イオン、オアシスからツルハ株取得へ 持ち分法対象に
https://newspicks.com/news/9511886介護事業の買収だけでなく、薬局も統合時期に入ったか‥。
いっとき、スーパーと薬局の統合が話題になっていたが、イオン主導でトップ2を傘下となるといよいよ独占状態になりそう。
そういえば先日、保育園のM&A広告も流れてきた。
医療介護福祉領域における経営統合の動きは、ますます加速しそうだ。長い間統廃合が続くドラッグストア業界ですが、ちょうど2/14中医協総会の厚労省答申で敷地内薬局の調剤診療報酬が大幅削減となりました。
ウエルシアも影響が大きく池野会長は下記コメントを出していますが生き残りに向けて大手統合はこれからも続きそうです。
「実はウエルシアにも敷地内薬局が存在する。例えば、後に出店周囲の土地が売却され、結果として敷地内薬局になったケースもある。どのような感覚で進めているのか疑問だ」
出所:https://hoitto-hc.com/8739/
調剤市場は約7兆円もあるのでイオンにとっては重要なマーケットでもあります。