異論言う人物は放逐…トヨタ豊田会長、異常な独裁経営の弊害、不正続出の元凶
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功罪両面があるのではないか。
近い考えの役員で固めることの弊害もあるだろうが、一方で、トップの構想が企業としてのスピーディな意思決定につなげやすい、というメリットもある。
むしろ昨今の日本の製造業が陥っているのは、時間を掛けて議論をし尽くさないと意思決定できないという従来の構図による、スピード感や飛び感の欠如ではないか。
特にボトムアップ文化の強い日本の製造業がいきなりトップダウンに転換するのは難しい中、仲良し政権化というのは、現状打破のひとつのアプローチであるように思う。
もちろん、トップの構想への依存度が高まる分、それがリスクだという見方もあるだろう。
しかし、自動車産業のように動きが早く読みにくい産業においては、クリティカルにならない範囲で、新たな取り組みを次々打ち出していくことが、勝ち残りの前提となりつつある。
”侃々諤々の弊害”にも目を向けるべきだろう。
注目のコメント
豊田会長は強いリーダーシップで業績を伸ばしてますから、「同質性の高いチーム」で組織を推進して来たのは間違いないが、その事自体が問題だと言うのは違う気がする。自分の意見を言う人は重要だけど、決まった後に邪魔する人を排除するのは、組織として当たり前だ。不正との関係性を考えたくなる記事なので、一般の方が見る分に、面白いのは間違いないですが。
週刊文春の記事はトヨタ社内でも相当な衝撃が走っている気がします。社外取締役である菅原氏のコメントや名だたる関係者へのインタビューは文春恐るべし…を感じさせます。
私自身もかつてトヨタにいましたが、辞めてから8年も経つので記事の真偽は分かりませんが、OB含めてこれだけ色んな意見が出ていることに対して素直に反省すべきこともあるのでしょう。