ヒトの設計図は何を創造するのか?【知の先駆者たち:ゲノム編】
コメント
注目のコメント
【配信後記】
ゲノムが解読できるようになり、チンパンジーと人間がおよそ1%しか相違がないという生物的違いや、病気の原因を体系的に考えられるようになったとのことですが、今やゲノム編集という狙ったものだけを正確に操作できる技術の活用まで進み、例えば、アレルギー物質のない食品を作り出せたり、エイズに感染させないよう遺伝情報を書き換えて赤ちゃんを誕生させたりすることまでできる。あらゆる困難の克服や市場の拡大に寄与する一方、逆に言えば、そこまでできるいうことは「何でもできてしまう」ということです。見た目や性格、能力までも操作可能で、落合さんの言う「ピンク色のマルチーズ」が闊歩する世界像も本当にくるかもしれません。
「何でもゲノム編集してOKという世界はどうなるか?」
「それは、破滅ですよ」
先生曰く、色んなウイルスや生物が虎視眈々と自分の居場所を狙っている。何でもOKは生物種の生存戦略としては危険で、それはなぜか?キーワードは「多様性」と「共生」だそうです。詳しくはぜひご覧ください。
・現代人は背広を着た縄文人
・腸内細菌の重要性
・RNAワクチンは、もともと誰も相手にしていなかった
・科学は“奇人・変人”の丹念
・先生から落合さんへの逆質問「AIは第六感を描けるか」
これらの話題も、とても面白かったです。
*****
生成AI「Sora」、ぶったまげたという方は決して少なくないと思います。急速な速さで目覚ましい発展を遂げているAIですが、実はこのAIに匹敵するインパクトを持つとされ、急激に活用が広まっている分野があります。それが「ゲノム編集」です。ヒトのゲノムが解読されて今年で21年になりますが、このプロジェクトの日本代表としてチームを率いたのが、今回のゲスト、榊佳之先生です。遺伝情報を編集するという技術は、病の克服などに期待される一方で「人類を滅亡に導く兵器にもなりうる」と榊先生は警鐘を鳴らしています。性格や特徴、個性ですらあらゆることが編集可能になる未来の到来を想像できますが、私たちはこの「究極の個人情報」をめぐる技術とどう向き合えばいいのか?ヒトの“設計図であり歴史書である”ゲノムの深淵に迫ります。
歴史を深ぼるシリーズ「時空ミステリー」に続き、
日本の研究分野におけるパイオニアたちが登場する
〈シリーズ「知の先駆者たち」〉がスタートします。
ぜひ楽しみに!数枚程度ですが、Canva で画像生成できたので、プロンプト(文章)を入れて作ってみていました。
•白い猫のいる本屋
•赤い手帳がポイントになる探偵小説
もう少し長く「伝える」とどうなるのでしょう。それがゲノムに響くのか。