世界で戦えない日本の養殖業。26歳の連続起業家が長崎から「日本の水産養殖」を儲かる産業にする
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世界で戦えないとのタイトルなのですが、日本の養殖産業の知恵の深さや諸問題の深刻さに対する理解、そして対策に対する取り組みの先進性について、海外の養殖関連のアグリテックのスタートアップからはものすごく評価が高いです。
とある欧米の養殖関連のテーマを取り扱うアグリテックスタートアップはアメリカやASEAN、欧州の関係者、企業関係者と話している中、日本の関係者の理解力は欧米企業関係者とは比較にならないくらい一桁先を行く、と、予想外の評価を判断して、経営戦略を見直して日本の養殖関係者とのやりとりを積極化しています。
メディアでは出て来ない、もしくは私達日本人が自覚できていない知恵が、日本の養殖産業には秘めている可能性は高い気がします。
注目のコメント
非常に革新的な発想と技術で、日本の養殖業の復活に取り組まれていると思いました。
一方で、戦略的にも、コスト的にも、味的にも理にはかなっていると思いつつ、ワーム(昆虫)を飼料に使っているとしたときに、消費者にどう受け取られるのかは難しさが現れてくることも想像しています。
実際、養殖に限らず海面漁業であっても、漁獲される魚たちは海の中にいる昆虫をエネルギー源にして食べていることに違いはないのですが、あえて明言されるとギョッとする部分が多少なりともありそうです。
まだまだ一般的には昆虫食に心理的なハードルがある中で、どうやってこうした文化を根付かせていくかが、最も大きな壁なのかもしれません。
ぜひ日本の養殖業の強化に向けてがんばってほしいです。私が執筆したBusiness Insider Japanの新しい記事が公開されました。養殖魚のエサを昆虫にして、養殖業をもうかる産業にしたいと奮闘しているスタートアップ企業について取材しました。
かつて世界一の漁獲量を誇った日本だが、天然の漁業資源は減少していて、養殖が注目されている。いまや日本の養殖は全漁業生産の約1/4に達している。そして日本はウナギ、マグロやハマチなど難しいと言われた(稚魚を獲って育てるのではなく卵から育てる)完全養殖に成功している。養殖の時代が来ています。期待。