アマゾン、凄まじい大量解雇…過酷な人事評価制度、自動化された解雇システム
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今は流石にないかもですが、在籍していた外資企業の一つは、朝呼び出された人は、PCに入れなくなっていてそのまま解雇ってのが何度もありました。副社長が競合に転職と分かった瞬間に解雇されるのも見ました。午後2時くらいにオフィスから何も持ち出せずすぐ帰らされて、私物だけ後で宅急便で送ることになっていました。
不当解雇と提訴もされていたようですが、訴訟コストと首を切るコストを比べてガンガン解雇していました。もう少し丁寧な場合は、1-3カ月の間職探していいよっていうパッケージが出る人もいました。probation期間って言うんですが。
もちろん日本の話です。但し、20年以上前の話ですが。でも外資で働く人は、ここまでじゃなくても解雇は当たり前に意識にあるのでは?
この会社の場合、そんな環境ですからみんな仕事は頑張るし、キャリアも会社任せにはしませんし。仕事さえとてもできれば、ポジションがなくなっても社内に空きがあれば異動できるし、無くても他社に転職できますし。今思えばあの環境は私をずいぶん成長させてくれたと思います。別に職場は殺伐としていたわけではなく、みんな仲も良くいい職場でした。仕事さえできれば何も怖い場所ではなかったですし、どの辺が解雇ラインっていうのはなんとなくみんなわかっていましたし、休みもしっかり取れるホワイトな職場でしたし。実際私が辞める時はカウンターオファーも出してくれました。会社に利益をもたらす人材にはむしろ手厚かったのです。
実は、日本企業の一人当たりGDPが上がらないのも仕方ないよね…と思ってしまうんですよね。日本の組織はクビにはならないことが多いかもですが、明日解雇されるかも!という危機感が全くない職場ってやっぱり少しぬるま湯にはなるし、稼がない人材もたくさん抱えているしなぁと思うんですよ…
注目のコメント
私はアメリカのアマゾンで勤務し約一年半になりますが、やはり社員の立場からすると「恐怖政治」という感覚は少なからずあるかと思います。
一方で、社員の立場としてのメリットもあり、仕事がスムーズに早く進むということが挙げられます。プロダクトマネージャーとしてプロダクトをリリースするために、エンジニア、サイエンス、マーケティング、法務、UXなど、関係者が多く、少しでも「やる気のない」社員がいるとリリースがどんどん遅れてしまいます。自動解雇の制度により、いわゆる「窓際社員」のような存在が一切おらず、数週間単位で設計、開発、テスト、リリースと、大企業にも関わらず凄まじい早さで仕事が進みます。
「短時間でどんどん世の中に新しい機能やサービスをリリースして仕事の経験を積みたい」という人にとっては自動解雇制度は「アリ」なのかもしれません。外資系に長くいたボクとしては、特に驚くことはない記事でした。
自分がパフォーマンス出せていない職場で働き続けることができる、という発想の方がおかしい気がしますけど。
世の中にはいくらでも選択肢がある。
そもそも会社は慈善団体ではないのですしね。