アマゾン、凄まじい大量解雇…過酷な人事評価制度、自動化された解雇システム
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端的に言えば、金と人材が集中するフェアなシステムのほうがアンフェアなシステムに対して勝ち残る確率が高まるため、勝ち馬の土俵内でサバイバルするほうが全体としては合理的ではある。但し、完全にフェアなシステムが存在するわけではなく、国や法律によって制限も掛かるので、個人としてどの土俵で戦うのが最適かはその人次第ですね。そして、ローパフォーマーを排除できるからこそ、積極的に雇える、という側面も。
注目のコメント
私はアメリカのアマゾンで勤務し約一年半になりますが、やはり社員の立場からすると「恐怖政治」という感覚は少なからずあるかと思います。
一方で、社員の立場としてのメリットもあり、仕事がスムーズに早く進むということが挙げられます。プロダクトマネージャーとしてプロダクトをリリースするために、エンジニア、サイエンス、マーケティング、法務、UXなど、関係者が多く、少しでも「やる気のない」社員がいるとリリースがどんどん遅れてしまいます。自動解雇の制度により、いわゆる「窓際社員」のような存在が一切おらず、数週間単位で設計、開発、テスト、リリースと、大企業にも関わらず凄まじい早さで仕事が進みます。
「短時間でどんどん世の中に新しい機能やサービスをリリースして仕事の経験を積みたい」という人にとっては自動解雇制度は「アリ」なのかもしれません。外資系に長くいたボクとしては、特に驚くことはない記事でした。
自分がパフォーマンス出せていない職場で働き続けることができる、という発想の方がおかしい気がしますけど。
世の中にはいくらでも選択肢がある。
そもそも会社は慈善団体ではないのですしね。