米ＧＥ、ＥＵ承認獲得へ譲歩も 仏アルストム事業買収＝幹部

コメント

注目のコメント

• 坂本 大典

  株式会社チイキズカン 代表取締役社長

  ・2015年05月12日

  下記日経の過去記事にもあるが、当買収が実現した場合、欧州市場で使われている周波数のガスタービン市場ではシェアが50％程度となることに懸念があるとのこと。
  http://s.nikkei.com/1EKlEuS
• 四方 藤治

  M&Aイノベーション・コンサルティング代表 博士(法学)

  ・2015年05月12日

  この手の競争法による制約への対処が、最近のＭ＆Ａにおいて重要なテーマになっている。①規律・要件（ことに、対象商品・対象市場の画定と域外適用）が必ずしも明白でなく予見可能性が低く、特に、規制当局の裁量が大きい国があり、②違反行為への制裁として課徴金が巨額になってきたこと以外に、違反企業だけでなく「カーブアウト」によって個人が処罰対象になることが増えている。その上、問題解消措置を迫られることによって、Ｍ＆Ａ対象事業だけでなく自社事業も含めた全体の再構成が必要になり、Ｍ＆Ａ戦略自体が振出しに戻ってしまうことがある。
• 伊藤 雅彦

  デルタウィンコンサルティング 代表取締役社長

  ・2015年05月12日

  ＣＥＯが、語った「われわれは今回の買収にメリットがあると考えているが、買収を完了させるために修正案を検討する用意がある」その上で、いかなる譲歩も「買収の経済性と戦略的価値を保持する」必要がある、というコメント。
  これが、戦略的にM&Aを成功させる肝ですね。