稲盛和夫の言葉に学ぶ「部下を持たせてはいけない人」と「持たせていい人」の違い
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マネージャー向きかどうか(徳がある人かどうか)の見極め方の一つとしては、メンバーをマネジメントする際に『ルールを盾にすることが多いかどうか』で判断できると思います。
特に、自分で定めたルールではなく例えば会社が決めたルール(規程など)を錦の御旗にし過ぎる人は、自分自身の価値観でメンバーに相対していないので、そう言う人は『徳で人を動かしていない』となります。
徳で人を動かすというのは、自分の価値観を言語化し(自部署内のルールにしても良い)、なぜその価値観で動く必要があるのかをメンバーに伝わるように伝え、その結果としてメンバーが付いてくる状態を指すと思います。
なのでマネージャーの要件としては、
・適切な価値観を持っている
・それを言語化できる
・それを相手に伝わるように伝えられる
というのが最低限。
これらに加え、メンバーの声を聞けてそれが適切なら反映できる、適切ではないなら指導できる、ということが出来ること。耳が痛い。
言い訳としては、個人の能力が劣る点をカバーする為にチーム力、組織力を高めるという目的があるのです。
その為にはルールを明記すること、ルールを遵守するよう教育すること、…と、個人間の能力差を無視できる仕組みを作る方針を示し、指示していますが、これを理解してもらうのが難しい。私は部下を持たせてはいけない人間ですね。
私は人と同じことをするのが大嫌いで、協調性のかけらもありません。
今の事務所も、マネジメントに長けたパートナーに巡り会えたら、マネジメントはその人に任せて、自分は税理士業に専念したいです。
しかし、税理士になるような人で、マネジメントに長けた人自体なかなかいないと思います。