なぜ鉄道会社には航空会社のようなステータス会員がないのか?
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注目のコメント
競争がないからじゃなくて、必要性と利用者のメリットが低いからでしょう。
また、鉄道は明治時代に制定された鉄道営業法に大部分を縛られており、公益性から料金も認可制など一部顧客を優遇するステータス制度を導入するのがかなり難しそうです。
グリーン車やグランクロスといった座席も用意されているのでこれが精一杯でしょう。
また鉄道で高級ステータスを作ったからといって駅のラウンジでのんびりしますか?すぐ乗って行きたい&帰りたいですよね。
記事に紹介されていますが、JR西日本がラウンジ作りましたけど、自社カードのゴールドカード発行に合わせた試験的なものでしょうね。テレビとトイレしかないですし、たいしてリソースは注いでないですよね。そのうちコワーキングスペースに変えるんじゃないでしょうか。
https://www.jr-odekake.net/j-west/premium/benefits/room/ケース問題のようで興味深いお題ですね。
もちろん競争原理が働かないことも理由の一つですが、こういったお題はいきなり業界構造から入るのではなく、まず消費者視点でイメージしてみることが大切です。
そうすれば新幹線の利点は「手続きや待ち時間がなく気軽に利用できること」であり、ステータス会員への待ち時間のホスピタリティを向上させるアイデアは消費者のニーズを捉え損ねていることが分かります。他の方のコメントにもある通りですね。
ただ、飛行機のファーストクラスやビジネスクラスの存在を考えれば明らかですが、長時間過ごすことになる車内での快適性とホスピタリティには大きな需要があります。そのため、「ステータス会員にはグランクラスやグリーン席へのアップグレード特典を与える」といった施策の方が効果はあるでしょう。競争が無いからも間違いでは無いですが、そもそも必要性が無いからと言う視点が正しいのではないかなと思います。
アメリカの航空会社ラウンジはコワーキングスペースであり、ビジネスシーンで社交の場です。
ラウンジ内にバーもあれば、ミーティングルームがある場所もあります。
要は仕事や仕事に繋がる社交の場なんです。
日本においては、そのような場である事は少なく、電話やオンラインミーティング参加もラウンジ内ではままなりません。(専用のブースに移動する必要があります)
ステータス修行など、本来はラウンジ不必要な人々へのステータスサービスにためにラウンジが存在している印象です。
要は日本においては、航空会社も鉄道会社もラウンジは本来不要なんだと考えています。